2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
豚のイメージ 旧約聖書*1で、豚を「汚れた」生き物としていることから、キリスト教でも、それを受け継ぎ、豚に悪い意味を持つと聞きます。 たとえば、『豚に真珠』の語源になったとも思われる記述が新約聖書にあります。どうも、『豚に真珠』の意味は、「価…
未来のお話です。 チェーン店のおかげで、誰でもがコックさんになれ、どこでも同じように質の高い美味しいものを食べることができようになりました。なので、日本中のどこでも、どこかのチェーン店に属さないお店は一つもありませんでした。 チェーン店は、…
今日は、ギリシア神話や古代の物語から離れて、ひとりの才人の話です。ちょっと調べ物をしていて、この女性をみつけました。 ヒュパティアといいます。 ヒュパティアは、400年頃にエジプト(当時ローマの属州)のアレクサンドリアの学校長で、哲学や数学を教…
ヘビと言えば、怖いという感情も。あやっちも田舎道を歩いていた際や、とある合宿の際にヘビに出くわして、驚いたことがあります。 そんな怖い存在のヘビ。神話のヘビはどのような扱いなのでしょう。 聖書では、イブを誘惑して禁忌の実を食べさせた原罪の象…
ギリシア神話には、女性の愛、母の愛があるんだって思えます。 大地の女神レアーの愛としては、夫クロノスが「いつか子供たちに打ち倒される」というウラノスやガイヤの予言を恐れ、自分たちの子供を飲み込んでしまっていたところ、子ゼウスのときは、代わっ…
ギルガメッシュ、あの『ギルガメッシュ抒情詩』の英雄についてです。 こいつは、どうみても悪人!! ギルガメッシュは冒頭で「既婚・未婚の女を犯し、男たちを苦役で弱らせる暴君」*1たらしいんです。 これって成敗されて当然ですよね!!? ところが、そう…
朝、道すがらアネモネが咲いているのを見つけました。 オレンジ色の小さな小さなかわいらしい花です。 ギリシア神話で、アネモネは、アフロディーテの愛人アドネスが嫉妬をしたアレースの化けたイノシシに突き殺された際に、その傷口から流れた血から咲いた…
冬も楽しいもの? 豊穣の女神デーメーテールの娘ペルセポネーがおじのハーデースにさらわれたのがきっかけで、冬が始まった話は有名ですが、「冬」って、やっぱり作物のない、枯れ果てたといった悪い意味になっちゃうんですね。。 あやっちは冬がそれなりに…
先日書いた面白いもののうちの一つ、サロメについてです。 サロメは、自らの舞のご褒美として洗礼者ヨハネの首を求めたとされる女性ですよね?まぁ、母親のヘロディアにそそのかされたとはいえ、首を求めてしまうんです。 その絵画にいくつかあって、あやち…
GWだったんですが、あやちは、あまり出かけませんでした。 勉強もあるし、やりかけていたこともあったので、どこかちゃんとしたところに遊びに行くことはしませんでした。 GWのようにある程度まとまった連休には、旅行など考えるものですが、そうじゃないと…
『ソロモンの指輪』 ソロモン王に授けられてもので、動物と話ができるという指輪のことです。 同名の本がコンラート・ローレンツの著書にもあります。 この本は、言わずと知れた動物行動学の名著!! あやちは先端の話は知りませんが、読んでいて動物に興味…