へびのお話
ヘビと言えば、怖いという感情も。あやっちも田舎道を歩いていた際や、とある合宿の際にヘビに出くわして、驚いたことがあります。
そんな怖い存在のヘビ。神話のヘビはどのような扱いなのでしょう。
聖書では、イブを誘惑して禁忌の実を食べさせた原罪の象徴となってますし、ギリシア神話のメデューサの髪もヘビです。
日本でも、娘を食べるヤマタノオロチは怖い存在です(でも、神らしい)。
一方で、ヘビは、医学の神アスクレーピオスの杖にもなってます。1匹のヘビが巻き付いた杖です。医学のシンボルです。2匹のヘビが杖に巻き付いてる有名な図はヘルメスの杖。こちらも、医療機関や厚生機関のシンボルになってます(誤解かららしいです)。
ヘビは医学や知恵の象徴となっていて、日本でも、白ヘビは神の使いらしいですから、その扱いはいいものです。ヘビ信仰もありますよね?
畏れと尊敬を集めながらも、罪や奸計のような悪いものとも感じられるヘビ。人間でも『ヘビのような』と形容されれば、ずる賢い、執念深いなどネガティブなイメージを思わせます。「蛇心」と言えば、「執念深く、陰険な心」*1だそうです。
ヘビをおそれ、嫌う一方で、人間はヘビを食べてしまうこともあります。お酒につけられちゃったりもします。この点、動物の一部を食すると、その能力を得られるてきな、原始宗教を想い起こしちゃいますが、そういう意味もあるのでしょうか・・。